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活動履歴
上演作品 リンク
わが青春に悔い…なし1996.2-3

 学生が運営する小さなNGO「アジアウエーブ」に、ひょっこりと新入メンバー響子が顔を出した。その歓迎会の場で、メンバー間の感情の行き違いが露呈してしまう。

 理想に生きるべきか、将来の人生設計を優先すべきか、職業選択の揺れる時期の青年の決断を通して、若者の友情・愛情そして、集団のダイナミズムを描く。ラボ初公演作品。
南の島へ行こう1996.12

 小さなNGO「アジアウインドウ」は、フィリピンへのスタディーツアーを計画した。が、集まってきたのは、リストラで会社を辞めた中年男性や、反抗的な若い女性などおよそ予想外のメンバー達。少数民族のすむ村へのツアーの中で身勝手なメンバーに苦労するスタッフ。だが以外にもそれぞれの胸の内には、新しい人生への希望が脈打っていたのだった。

ハロハロにて1997.3-1998.8

 ボランティアで運営される街の小さな日本語教室に、ある雨の日、教師志願の家出少女が飛び込んでくる。異文化が様々な形でふれあう教室で起こる小さな事件。大人へ脱皮する時期の心の微妙な揺れや、在日外国人としてのアイデンティティの問題を盛り込みながら、ボランティアと地域の関わり方を描く。実在の日本語教室からの委嘱書き下ろし。

Shall we バナナダンス1997.10

 自称ストリートセールスマンことテキヤの熊三郎は、草の根貿易のボランティアで奮闘する女性・ミドリを助ける。ミドリのNGOを支援すべく、フィリピンに向かった熊三郎、得意のバナナの叩き売りは、フィリピンと日本の草の根交流の架け橋となるか…。

僕たちの自由空間1997.12-1998.3

 不登校の子ども達のためのフリースペースを作ろうと、会社を辞め、立ち上がった若者達だが、計画は早々に挫折してしまう。それぞれの恋愛・仕事・家族への思いをたどりながら、本当の「自由空間」は自分達の心の中にあることを知っていく。

ナベヒサ一座トロロへ行く!1998.10-19993
 おもしろ!痛快!国際協力音楽劇。チンドン屋稼業40年のナベヒサ師匠は、稽古にちっとも熱が入らない弟子達に愛想をつかしていたが、街で必死にチラシをまく女性・ミドリと出会う。トロロ国(架空の国)への支援に孤軍奮闘しているミドリを意気に感じた師匠は、弟子を連れてトロロ国へ支援と修行の旅に出かけることにする。トロロ国での様々な出会いの中で、弟子達は心のこもった仕事をしようと決意する。
マリーン1998.12-1999.1 1999.10再演
 自分たちの表現する「何か」を見つけられないままに劇団をクビになってしまった若い俳優の卵達が出会ったのはJFC(ジャパニーズ・フィリピーノ・チルドレン)の少女・マリーン。
 マリーンを捨てた日本人の父親を探すと約束してしまった彼らは、北海道へ父親探しの旅に出、自らも一旗上げようともくろむ。
 彼らを迎えたのは、想像以上に厳しい現実。マリーンと父親の再会の瞬間、彼らは不思議な空間に運ばれ20世紀の現実と出会う。
マリーン99
海の日 2000.1

 ある海辺の町。古くからの店が新しいセンスの店に入れ替わり、町の風景は変わりつつある。そんな中、山本家のおばあちゃんが営む小さな駄菓子屋「ことたり屋」は、のどかなたたずまいと近所の子ども達の笑い声を失わない。今はバラバラに住む山本家の一族にとっても心の故郷であり、皆が集える大切な場所になっている。
 だが、ある日、おばあちゃんが突然亡くなってしまった! 急遽、葬式にかけつけた山本家の面々。再婚して、2人の娘をおばあちゃんの元に残して去ってしまった長女・圭子の顔も見える。
 近況報告も束の間、今後の事をめぐりお互いの思惑が衝突する。葬式を機に一同に結婚相手を紹介しようとする大学生の理恵。理恵の身勝手を許せず日頃の鬱積をぶつける姉の孝子。「ことたり屋」をコンビニにする夢を描くいとこの和。
 おばあちゃんの4人の子どもと4人の孫たち。それぞれのわがままと思いやり。皆をつつみこむ「海の日」の故郷。心にあふれ出る懐かしい思い出…。おばあちゃんの死がそれぞれの人生に波紋を投げかけ、家族の絆が試される。

川面の雲 2000.8

 とある下町にある「ひまわり診療所」。若い医者や看護婦が働くこの診療所には、地域の人たちもボランティアとして集まっている。最近この地域にも野宿する人が増えてきて、野宿者を受け入れて診療することも多くなってきた。
ある雨の日、その診療所に一人の若い女性・陽子が訪ねてきた。陽子の手には、診療所の住所から何年も送られてきた現金封筒があった。
 いったい誰が送りつづけていたのか? 過去を問うことが嫌われるこの町でスタッフや野宿者たちを巻き込みながら、封筒の送り主探しが始まった。
 野宿という現実を前にして揺れるそれぞれの心。まだ見ぬ多くの出来事の向こうに若者たちが見たものは…
 

GO!GO!けっこん 2001.8

英介たちは、高校の演劇サークル「いるかはうす」のOB仲間。卒業して10年がたち、初めて仲間同士が結婚することになった。劇場を借りきり、”こだわりの”結婚式にしようと盛り上がる。

舞台は劇場のロビー。結婚式は明日。準備があわただしく進んでいく。…かに見えたが、英介の余興芝居の脚本がなかなか仕上がらない。次第に英介への非難が高まり、ただならぬ雰囲気になる。

高校時代の恋愛問題、嫉妬、仲間の死、サークルの破綻…。あのころの苦い思い出がよみがえる。壊れた絆を取り戻そうとする気持ちとは裏腹に、隠していたお互いへの不満が噴出して…。
GO!GO!けっこん」ホームページ
偽クローン人間 2002.1

2010年、ニッポン。就職難は若者から希望を奪い、自殺が大流行。多くの人がホームレスとなり、あちこちの廃墟を占拠している。将来を語り合ったスミレの恋人・智之も、原因不明のまま行方不明になる。失意のスミレは手がけていた事業にも失敗、借金から逃れ、今はビルの地下室に隠れるように暮らしている。そんなスミレの前に、ある日、クローン人間を名乗る智之そっくりの男が現われる。男は「我々に被害を与えた国家を訴えよう」と、明日をも知れぬ生活を送っていた地下の住人たちを扇動する。
男はいったい何者なのか?そして、男の見え透いた嘘の向こうに、新しい出会いと別れが待っていた。

「偽クローン人間」ホームページ
温泉バタフライ 2003.1

ダムに沈む温泉、最後の大晦日。
北関東の片隅にある三沢谷温泉は、その昔、足利義満が発見したとかしないとか、ともかくべらぼうに古いことには間違いないのだが、すっかり旬を過ぎた温泉街。40年も前にダムの建設予定地となり、以来さびれる一方なのだ。なかでも町のはずれにある壱番館は悲惨だ。主人亡きあと、女将の和江が孤軍奮闘するも事態は打開できず、今では仲居の恭子と二人だけでこじんまりと営業している。息子の幸一は、大学卒業後もまともに就職しないまま東京で暮らし、娘の深雪も旅館を継ぐ気は無いらしい。  今日は大晦日。とはいえ壱番館の泊り客は少ない。昔なじみのお客の娘たちと、温泉病院の医師・太田。和江の弟・信人も顔を見せ、この町出身の敬太には、なにやら考えがあるようす。そして突然訪ねてきた娘の意外な言葉が、周囲に波紋を投げかける。 ―人の姿がまばらな温泉街にも、人々の心にも、雪は静かに降り積もってゆく。

「温泉バタフライ」ホームページ
Shake Swing Song
〜トドカナイコトバ〜
 2005.7

シングルマザーで准看護婦のヨーコは、被災後帰宅困難者となり、たまたま居合わせた街のデイケアハウス・遊水亭で救急医療に取り組んできた。ある事情から遊水亭への医師派遣が中止となった後、ヨーコたちはやむなく「違法」な医療行為を続けてきた。その遊水亭も、ようやく始まった復興の中で役割を終え、ついに閉鎖。明日には立ち退くことになっている。 この10年間、震災で行方不明の息子を待ち続けた良雄。カウンセラーを目指すも果たせずにいる妹のミヅキ。高校を中退して、祖父の面倒をみている末妹のハコ。それぞれが遊水亭を後にしようとした時、ヨーコの別れた恋人の中島が姿を現す。 あの時、なぜヨーコと中島は別れてしまったのか…。二人が届けたかったコトバとは…。人生の大切な瞬間に、思いを伝えられなかった後悔…。そんな思いを突き破るように、異次元の世界からJOEが、ヨーコたち三姉妹の父親として転がり込んでくる。

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